競技用かるたのサイズ
競技かるたで使われる、かるたの札のサイズです。
競技かるた用の札のサイズ (全日本かるた協会) |
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52mm × 73mm |
競技かるたでは、標準となっているサイズがあります。それが52mm × 73mmというサイズです。(※札のサイズの規定は全日本かるた協会の規則には書いてありません(2019年3月))
小倉百人一首、競技用かるたを作られている大石天狗堂さんによると
最初に札を作られたとき、大きな紙から切り出すときに効率の良いサイズだったのではないかということで、会社が変わっても同じ大きさが現在まで引き継がれているようです。参照:大石天狗堂
ちなみに、競技用かるたは少し反っていて、競技かるたを行うときに取りやすいようになっています。箱もかるたが取りやすいように片開きにされていたりと、実際にかるたを行う方のために工夫されています。
競技用かるたは52mm × 73mmというサイズですが、、日本かるた協会の競技かるたの場合のサイズですので、そのほかの場合であれば自由なサイズでいいということになります。
かるたには、小倉百人一首のほかにも、様々なものがありますので、規定に沿った競技をしないのであれば自由ということですね。
競技かるたを並べるサイズ 日本かるた協会規定
競技かるたでは、かるたを並べる場所とサイズについては、全日本かるた協会の競技規則に規定があります。
並べ方については、渡辺令恵永世クイーンの解説動画がありますので紹介します。
かるたを並べる場所の規定には
第四条 競技線競技者は、その座した前方に、横八十七センチメートル、上中下段の間に各一センチメートルをあけて縦に札三枚が並ぶ範囲を定め、各々の陣とする。その各々の陣の外周の各辺を競技線とよぶ。双方の陣の上段の間隔は三センチメートルとし、左右の競技線の延長線は一致させる。
と
第五条 持札の配置競技者は、持札全てを表向きにし、文字を自己の方に向け、整然と各々の陣の任意の位置に並べる。ただし、上中下の各段にまたがって並べてはならない
こちらの2点があります。
競技線を意識し、決められた範囲の中で、表向きに3段に並べるということですね。
ただし、勝つにはテキトウに並べるのではなく、各札を戦略にあった配置で並べていくことが大切になります。
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