文庫本のサイズ
文庫本 | サイズ |
---|---|
文庫本(通常サイズ) | 105×148mm |
嶋中文庫『浅見光彦殺人事件』 内田康夫 | 105×150mm |
光文社文庫『月下の恋人』浅田次郎 | 105×152mm |
早川ミステリ『深夜プラス1』ギャビンライアル | 106×151mm |
A6サイズ(105×148)(参考) | 105×148mm |
文庫本はA6サイズと同じで【105mm×148mm】が主流です。
ですが、表のように、とくに高さ(長辺)に関しては各社でわずかですが違っています。
実際に重ねておいた時にも、その差が分かります。
※後半で実測しています
文庫本の厚さとブックカバー
文庫用にブックカバーを用意されるとき、厚さに注意されてください。
文庫本の基本の縦横のサイズは、【105mm×148mm】ですが、厚さはページ数によってずいぶんと異なります。
例をあげると
文庫本 | ページ数 | 厚さ |
---|---|---|
深夜プラス1 | 380p | 15.5mm |
月下の恋人 | 301p | 13.5mm |
浅見光彦殺人事件 | 281p | 12mm |
文庫本の紙の場合、表のように100ページの差で厚さが約4mm違ってくる感じです。
どの文庫本にでも使える汎用性が高いカバーものがご希望であれば、自分で折り曲げて作るタイプのブックカバーをお勧めします。
文庫本のサイズをノギスで実測
文庫本の基本のサイズはA6と同じ105×148ですが、実際には少しづつ違っています。
手元の文庫本から、高さをいくつかを測ってみました。
まずは、『浅見光彦殺人事件』(中嶋文庫)です。
この本はA6より2mm大きいですね。
実は、同じ浅見光彦シリーズでも講談社文庫の『江田島殺人事件』の高さは148mmでA6サイズぴったりだったりします。
次に測ったのは浅田次郎さんの『月下の恋人』(光文社文庫)です。
写真の通り、152mmの高さがあり、A6サイズの高さより4mmも差があります。
こちら、非常にわかりにくいですが、ハヤカワミステリ文庫の『深夜プラス1』(ギャビンライアル)です。
151.5mmと、こちらもA6の規格から外れていますね。
今回は3冊でしたが、文庫本はA6サイズとは言うものの、出版社によって、もしかしたら、シリーズによって、縦横のサイズが数ミリ程度は違っていることが分かりました。
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